水瀬いのり LIVETOUR2018 BLUE COMPASS!

ずっと 君に ありがとう


伝えたくて伝えられなかった言葉って、誰にでもありますよね。

こんにちは、かけです。

お久しぶり、かな?かなり前にちょっとだけ書いてた頃があった気もするけどログイン出来なくなったので新しくこっちで。
まあそんなことはどうでもいいですね(笑)

さて、先日水瀬いのりさんの1stツアーが無事に全公演終了したわけですが、僕は豊橋、石川、幕張の3公演に参加しました。

元々石川と幕張の予定だったんだけど、ゆりかごさんが豊橋連番誘ってくれたのでお財布と相談した結果豊橋公演も参加。誘ってくれてありがとうね。


ぶっちゃけ、参加した公演全部楽しかった。
超簡単に話してしまえば、いのりかわいかった、いのりすごかった。この2言に尽きる。

でもわざわざブログに残そうって思い立ったってことは、それだけじゃなかったってこと。
そう、一言では表せないくらいエモいツアーだったわけで。


なんだかんだで3年間くらいはイベントにちょくちょく通っていたけど、こんなに泣いたのは初めてだった。というか、まずイベント中に泣いた事自体初めてかもしれない。(ウルッときたことは何度かあるよ!)
「泣いたことないのかよお前人の心ねえの?」って言われたら元も子もないんだけど、論点はそこじゃなくて'''''普段イベントで全く泣かなかった僕がツアーでボロ泣きしてた'''''こと。


なんで泣いたんだろう。


豊橋公演が終わった時点では理由さえ明確にはわからなかった。
アルバムを引っさげてのツアーだから、セットリストはそれほど変わらないだろうし、石川、幕張はもう泣かないだろうな。と思っていた。


1週間後の石川公演。
自分の予想を見事に裏切って泣いたね。もはや豊橋公演より泣いた箇所が多かった。でもここでようやく泣いた理由に気付けた。僕にとってこのアルバムは想像を遥かに超えたエモいアルバムだったんだ。

勿論Innocent flowerも好きが溢れる素敵なアルバムなんだけど、どちらかと言うとライブで盛り上がりたい曲の方が多かったかなってイメージ。


じゃあ、どこがどうエモくて、なんで泣いたのか、個人的な答えがようやく出せたのでここに書き留めておこうと思う。(あの、読み直したら非常にくっさいです。自己満です。興味ねーよバーカ!って人は半分くらい飛ばそうね…最悪全部飛ばして閉じようネ…)


少しだけ昔の話。
StarryWish発売記念イベントの話を。
僕は一応2箇所くらい当選してて、凄く楽しみにしてたんだけど、残念な事に中止になってしまったね。
原因は書かないけどね。本当に残念だったし、これ以降水瀬いのりさんとお話出来る機会はなかった。

当時の僕としては、トーク、ライブイベントどちらもそこそこ行っていて、何より感謝を伝えたい。この想いがあった。それだけ水瀬いのりさんからはたくさんのものを貰ったし、だからこそこのイベントの中止は僕にとっては本当に辛いものがあった。

もちろん、運営の判断が間違ってたとは思ってないよ。あの状況では中止するのも仕方のないこと。そう思っていた。


筈だった。


でも、心のどこかにモヤモヤはあったんだよね。金銭面はともかく、やっぱり話したかったよ。そりゃ。
多分僕以外にも、表面上は仕方ないよって言ってて結局心のどこかで納得がいかなかった人、いたんじゃないかな。


もう伝えられないのかな。これから''変わっていってしまう''のかな。


そう思うようになり、少しずつモチベーションは低下、会いに行く頻度も減った。他の声優さんの現場にも逃げた。だけど、水瀬全盛期ほど心が満たされることはなかったわけで。

結局好きだったんですよね。水瀬いのりという存在自体が。

だからあの事件以来も、会いたいなって時は会いに行った。しあわせいのりまちが無くなる時は本当に悲しかったし、1stライブの開催や、ライブ当日にいのりまちが復活したのはすごく嬉しかった。物販並びながら喜んでたかな(笑)


1stライブについても少しだけ。
なんで今更1stの話してんだよって話なんだけど、数ヶ月前にしあわせいのりまちが無くなったり、チケット情報遅かったり、事務所移籍とか色々重なってて。不安だった。第3回町民集会も正直楽しめなかったし、プラスな出来事と言えば当日にいのりまちが復活したことくらい。心も少しずつ離れていってる、そんな気がしてた。これが最期かなって。

でもそんな心配は杞憂だったようで、最高のパフォーマンスを披露してくれた。久しぶりに心の底から楽しませてくれた。初めてのワンマンでこれか、ほんとすごいやあの子。こんなん応援したくなるよ。はっぴーばーすでーぴのり。ってなったのを覚えてる。調子乗ってオタクと終電逃したよね(笑)


この日を境に、僕の好きって気持ちが自分でもわかるくらい大きく変化した。半分依存してた好きから、感謝の好きに完全にシフトした。例えそれが言葉として彼女に伝えられる機会が今後無くても、それでも応援したいなって。ようやく心から思えるようになった。忘れられない日になった。

それから約半年。2ndアルバムBLUE COMPASS発売、それを引っさげてのツアー開催。
あの事件からはもう1年半以上経ったんだね。長かったかな。短かったかな。よくわかんないや。

今回はアルバム発売からツアーまでの期間がわりと短かったから、そこまでアルバムを聴き込めていたかと言われたら微妙なラインだった。
初日の豊橋公演の時は正直そこまで歌詞を意識出来てなかった。だから、泣いた理由がよくわからなかったんだ。それでも泣かせに来る水瀬の力は、本当にすごい。

石川公演の時には、歌詞もしっかり頭に入っていた。だけど、短いスパンで同じ曲聴いても流石に泣かないだろうって思ってたんだ。

でも、泣いた。水瀬すごいよ、歌が上手いだけじゃない。感情を、想いを歌詞に重ねて届けてくれる。全部ひっくるめて、歌うことが上手いんだな。

僕がずっと伝えられなかったこと、抱いてた感情が、今回のアルバム、BLUE COMPASSの各曲の歌詞の1部だった。
それを水瀬が、ありったけの声と、嘘偽りのない感情を込めて届けてくれた。感謝をしてくれた。そりゃエモいわけで。泣くわな。

ライブ中はずっと水瀬と話しているようだった。すぐ側で語りかけてくれているようだった。こんなオタク特有の勘違いができたの、いつぶりかな。本当に幸せな時間だった。ありがとう。





でも、幸せな時間には終わりがあるわけで。

幕張公演。千秋楽。

この日は全力で楽しもう、思い切り泣こうって思ってた。有言実行できて良かった。

それじゃここからは、幕張公演を中心にした各曲の感想を少しずつ。


#1 ハートノイロ
まずはコレだよね。最初どの曲で始まるだろうって考えてたけど、ハートノイロしか頭に出てこなかった。
アップテンポで盛り上がる曲だなって思ってたけど、それだけではなくて。
大きな感謝が込められていた曲。
ありがとうで始まってありがとうで終われるツアーの、大切なはじまりの曲だね。

#2 夢のつぼみ
この2曲は最初に持ってくるだろう。持ってきて欲しいなって思ってたから嬉しかった。完成されてたね。つぼみどころじゃないよ、完全に咲いてた。背が少し伸びた影〜の振りも可愛くて、それでいてすごく懐かしかったです。

#3 identity
歌詞が本当に心にくる。僕も正解の道を選べた自信なんてないけど、それでも今は楽しいし、結果的に間違ってなかったなって改めて思えた、そんな曲。間違った道行くのも楽しいしな!ガハハ!
…初めて聴いた時は、timeが単位に聴こえて少し鬱病になりかけました。はい。 ちゃんと単位もとらないと。

#4 アイマイモコ
これね、僕ずっと大好きなんですよ。CD音源でもヒロインじゃん…って感じなんだけど、ライブだと格別だね。あの歩き方だけでもヒロインなのに、歌い方も表情も本当にズルい。そして落ちサビの「素直に好きって言えるかな」で声にならない叫びと共に崩れ落ちる…まさにヒロイン水瀬の完成系ですね。

#5 旅の途中
ここに持ってきたか。というのが豊橋公演では正直な感想でした。旅の途中自体本当に好きなんだけど、特に間奏、アウトロ大好きマンなので、わかっていたけど泣いた。素敵な音を奏でてくれたいのりバンドに感謝ですね。
もっと最後の方に持ってくるかなって思ってたけど、石川、幕張公演では5番手でも違和感なかったので、この曲に無限の可能性を感じました。

#6 Shoo-Bee-Doo-Wap-Wap!
ライブ前はブルコン内で1番好きだった曲。やっぱり盛り上がりたいもんね。わわっのところが馬鹿みたいに可愛いのは勿論だけど、イントロ、アウトロの振りがマジモンで好きでした。
ただ、まだ未完成かな。とも思いました。(特にわわっの後のサビずっと手を振るのはちょっと勿体ないかな。)今後もっともっと良くできる。そんな可能性を秘めた曲でした。

#7 シネマチックダイアリー
元々好きだったんですけど、ライブで更に好き度が上がりましたね。しゅびどぅわさんとは対照的に、かなり完成されていたなーと。ツアーダンス曲では個人的にMVPでした。
割とシンプルな振りなんだけど、この曲に至ってはそこが逆にいいなって感じでした。

#8 夏の約束
直前のMCで「夏らしい曲を!」と言われた時点であ〜来るぞ〜ってなってわずかな静寂からのあのイントロ…いやもう''最高の夏''ここにあり。
どっかの誰かはクラップが楽しいと言って薄っぺらとか言われてたけど、実際それなんだよな。
後はハート描いたり指切りしたり。
絶対歌うとは思ったけど、改めて聴けて良かったです。
夏が少しだけ、好きになりました。

#11 Million Futures
そろそろアガる曲来るだろうなってところで満を持してだったね。
初披露なんだけど、歌い慣れてるかのような力強さだった。ある曲でボロ泣きした後だったけど思わず盛り上がってしまう。水瀬、ほんと色んな曲こなせるなあ。つよい。
さあこの展開、勿論次は…Sta…

#12 Starry Wish
だよなぁ!?お待ちしておりましたと言わんばかりのポジション。豊橋公演で「そう!!いま!!このタイミングなんだよ!!!!」とか訳の分からんことを叫んでしまった。
体がこんなにスタリを求めたのは久しぶりだった。やっぱりちゃんとしたタイミングで歌えばこの曲めちゃくちゃ良いですよね。好きです。
あといつからかわからないけど振りちょっと変わった?昔は最後「つないだ手の中でー」で手を伸ばしてギュッてして胸に手を当てる感じだった気がしなくもないんだけど(伝われ)ツアーのはまたちょっと違った気がします。もっと前から変わってたらごめんね。

#13 星屑のコントレイル
バケモン。
willの可能性もあるかなと思っていたけどやっぱりこっちきたか。生バンド、改めて強いよな。イントロは勿論跳んだんだけど、間奏は聴き入ってしまった…。「君と共に」で指差しオタクやるの、毎回楽しいです。というかこの3曲やってバテないの。水瀬さんヤバすぎやしませんか…

#14 三月と群青
この曲もまたエモい。どこかのオタクさんが発見してた、3分後の僕達に-ずっと前から君が好きでした、のやつ。曲を作る側も本当に考えて作ってるなあすごいなあとめちゃくちゃ感心してました。
心無しか、Cメロ〜ラスサビは、曲調と言い、水瀬の歌い方と言い、まるで3分後の僕達に伝えたい事があるかのような力強さを感じました。気のせいかもしれませんけどね…(笑)

#15 アルペジオ
壮大。壮大な世界がどこまでも広がってた。ここ、幕張メッセだよね?
この曲も振りがたくさんあったけど、完成されてたと思いました。途中のクラップも楽しい。
こうなってくると、うーんしゅびどぅわ、もう一歩。本当に伸び代があると思う。
生バンドと水瀬の歌唱力が相まって今後もライブで披露する価値があるなと思える1曲でした。

#16 Happy Birthday
この曲も思い入れがありますね。初披露が水瀬の誕生日で、僕の誕生月だったので。
これからもずっと、ライブの度に歌っていってほしい。というか歌われていくでしょう。
改めて6、7月生まれのオタクおめでとう!

#17 harmony ribbon
多分1番泣きました。アルバム曲だけが強いわけじゃないんだよな。
まあ、やっぱり最後のラララだよね。本当に良くなったね…特に最後の幕張公演、席はアリーナの後ろの中央付近だったので、前後左右どこ見ても大量のオタクなわけです。
だからこそね、あのラララのところは会場を見渡してしまった。本当に凄い景色だった。あの瞬間、会場が1つになっているように感じた。そこから水瀬単独の力強いラララ…堪えきれるわけもなく。
ずっとずっと聴いてきてずっと好きな曲だったけど、今回の幕張公演が今までで1番でした。でも彼女なら、これからもっともっと、凄い景色を見せてくれるよね。

#19 MELODY FLAG
ここからはアンコール。
早速盛り上げに来たなと言った感じ。アップテンポで非常に好きな曲。特にサビ前の「この広い空(ダダダダダダダダ)自由に(ダン!)」のボルテージ上げてく感じがめちゃくちゃ好きです。やっぱりライブで聴くと格別だな。

ラジオは嫌いです。

#20 Ready Sterdy Go!
タオル曲。1stや豊橋公演では跳び禁の上タオル曲というなんとももったいねぇなぁーーーと感じてしまう曲だったんですけど、跳べれば話は別だよね。タオル曲なのは割と納得いきました。やっぱりフライハイ!したかったんだよ。うん。

#Ex トロッコのお話
幕張公演で水瀬さん初トロッコでしたね。とても楽しそうだった。
僕は特に恩恵がなかったんですけど、スタンドA最後列を引き当てたぱんちゃんが、水瀬が目の前に来た時マジモンで気持ち悪かったので、BDで晒されていることを今から楽しみにしています。

#22 まっすぐに、トウメイに。
幕張限定、Wアンコール。
この曲に関しては多くは話さない。ただ聴けたことに、歌ってくれたことに感謝。

終わってから、Wアンコール何歌うと思った?って話題が出たんだけど、
「笑顔が似合う日!」
「Milky Star!」

と、馬鹿ばっかだった(笑)まあ僕も笑顔が似合う日希望だったんですけどね。



でも。なんかいいなって。

終わってから冷静に考えたら

まっすぐに、トウメイに。なんだけど、

あの場にいた時の感情のままに考えたら、そうじゃないってこと。

あれだけの曲数を聴いても。それでも最後に聴きたい曲が人それぞれ違う。人それぞれ聴きたい曲がある。

十人十色、君だけの色。

なんかいいよね。

まあ、結局どっちも歌われてないわけだけど(笑)それはまた今後のお楽しみってことでね。

話がそれそれに逸れたけど、まっすぐに、トウメイに。これもまたいつか、聴けるといいね。


そうだ、衣装!そこまで席近くないから細かいところまでは見えてないので詳しく話すことは何も無いんだけどね。
やっぱり水色とか、青は似合ってるよね。あと黄色の衣装。凄い可愛かったのもそうだけど、昔ソロデビューしてまだ日が浅い頃に黄色い衣装着てた水瀬さんを思い出しました。黄色も似合うと思いますね。
赤も悪くは無いんだけど、個人的にはそこまでだったかな。うん、今回のMVPは黄色の衣装でした。


そしてツアーを一緒に行動してくれた身内!会ってくれたオタクの方々!
ほんとにどの公演も最初から最後まで楽しかった!また色んな場所に旅行気分で行けたらいいね。
これからもよろしくお願いします。


じゃ、最後にツアーを振り返ろっか。


本当に長い間勘違いしてた。変わってしまったと、変わっていくんだろうなと、思ってしまっていた。


でも、彼女は変わってなどいなかった。本質的な部分は、何も。
多分それはずっと変わらないと思う。今までも、そして────これからも。 #10


最高の1ヶ月だった。

勘違いをしてた僕の目を覚まして、新しい素敵な夢をみせてくれた。たくさん楽しませてくれた。

ふり返れば 夏夢──#9
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眩しすぎた 全てが
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でも、時空を止めたいとは、思わない。

ツアーは一旦終わったけど。きっとまた、何かが始まるから。

ここから 始まる

どこまでも いっしょに──BLUE COMPASS #18


だから今はこれでいいんだ。

最後にお礼を言わなきゃね。

素敵な夢をみせてくれた、水瀬いのりさんに。

ツアー各地で一緒に過ごしてくれた人達に。

あと、ここまで読んでくれた人にも!


ありったけの声で──Sweet Melody #21

「ありがとう!」